木瓜の箱庭   日記目録

日々徒然


弥生四日 火曜日 −still lazy−

 ネトゲ廃人の弟。オールナイトラグナロク。
 昼四時頃就寝。夜一時起床、エンドレス。だいたい一日一食。
 ヤバくないですか、ママン、パパン。

 あてくしも一日半分くらい蒲団の中で寝ているわけですが〜。

 賢者の石。よ・う・や・く最終章突入。
 ××は実は○○でした、等「ほほぅ、こりゃすげえ」とか
 読解力が低いため、他愛も無く楽しんでいられる。


 

弥生六日 木曜日 −British pronounce−

 ダンブルドウ校長(日本語だとこの表記でいいのかしらん)の
 一挙一動に泣かされる、のです。あとハーグリット(…日本語だとこの表記でいいのかしらん)にも。

 …アレ、ちょっと待って。色々分かってないぞ。パーシィ?パーシー?
 スナイプ?スネイプ?Snapeだから、フォニックスに従って読むと、その中間…。

 検索した。(恥をかかないために良い子はマメに調べましょう)

 イヤー、キャー、ネタバレがちょっと見えるわ、助けてーッ。
 えーと、ハグリット、スナイプ、パーシー、ダ、ダンブルドア?
 む、難しいな。カタカナって不思議。
 ホントは、英語には小さい「っ」という発音はナイので
 「ポッター」なんか特にブリテンでは言わないよね。ポターが正確。

 大人しく映画見に行けば良かったのよ。発音で悩んでる暇あったら。
 レッド・ドラゴンも「ノートンにレイフ・ファインズ、その他好みのキャストだらけ」とか
 思ってたのに、どうも見にいかなそうだし。全然映画館に行ってない。
 受身の態勢でいたらもう「指輪」の一作目がwowowに登場するし。
 どうもテレビ鑑賞ばっかりで。
 「二つの塔」には私の好きな、エントさんがいっぱい出てくるみたいだしなー。
 (あんまりに地味な役柄なんで、出ないかもしれないなどと危ぶんでいた。
 CGでいっぱいエントが動いてる予告編に感動。)


 

弥生九日 日曜日 −−

 春は〜化粧品の季節〜。
 なんか今、肌がピリピリしてる。季節の変わり目だからだろうか…。
 松山油脂が四月に出すという乳液と日焼け止めにかなり期待。
 石澤研究所が出した、マンゴークレンジングミルクも気になる。
 あとロゴナの製品を急に色んな所が取り扱うようになったので、これも気になる。

 クリームチーズブリュレを作った。例によって微妙な感じに仕上がった。
 でもお砂糖がパリパリしてるのはやっぱり素晴らしい。美味しいな。
 あとは余った卵白をどうするか早く考えよう。


弥生十二日 水曜日 −ディフォルトでロスト−

 ほんとにしんじゅくえきはおっきいな。
 にしぐちにもいろいろあるし、まよっちゃうよ。

 …本当にもう小学生じゃないんだから、
 いい加減フロアを把握できないかと自分をいぶかしむ。
 しかし運のいいことに、今日の目的地はこないだ間違えて徘徊した
 都庁方面なので、こないだ間違えたルートを辿ればいいだけなのだ!

 そしたら、何故か京王百貨店(おそらく)に迷い込んで
 ファンケルハウスで下地を観察している始末。
 でもとにかくちゃんと中央公園あたりまで歩いていけた。
 都市高層ビルとビルの間を、強風が冷たく通り抜けて、空が青い。

 試験と面接をセットで受けた。
 ●ACCESSとはどのようなソフトか答えなさい。
 「デッ、データとデータを…いやその、関連のあるデータを…その…アレだ…」
 ●英作文・私の姪は三日後の夕方に東京に行く予定です
 「め、メイ?えーと、ネプヒュー…は甥。ネプ…いや、それは甥で…ネプ…」

 五分ぐらい本当にネプヒューが頭から消えなくて、悶絶した。
 (おそらく、ハリポタでプディングをドビーが落とした時に、おじさんがハリーのことを
 しどろもどろに説明するシーンを読んだばっかりのせい…だと)
 nieceだと最終的には思い出せたからいいようなもの、
 とても外国学部の振る舞いとは思えないネ。しかも専攻は英語だヨ!
 あとアクセスの丁寧な説明は今もって謎。

 人事部長の態度はワースト2って感じだった。
 こないだ受けた同業種の面接のおじちゃんおばちゃんコンビが
 すごいまろやかだったから、それと比較してるのかもしれない。

 100円ショップよって硝子瓶買ったり、ハーブの種買ってみたり色々やってたら、
 今日のメインイベントだったはずの「薬局で無水エタノールを買う」をすっっかり忘れる。
 しかも荷物めちゃ多いから、袋を落としてレモン果汁の瓶をこなごなに割った。
 も、も、もっもったいない…。帰宅してから悲しい気分のまま。


弥生十三日 木曜日 −−

 娘「アクセスってどんなソフトですか。日本語で簡潔に説明して下さい。」
 父「Relative database.」
 娘「日本語って言ったやん。」
 父「りれーてぃぶでーたべーす。(急にカタカナ発音で)」

 結局まだ、うまい説明が分からない。

 実は、卒業できるかできないかの可否は
 既に一週間ほど前に学内に掲示発表されたらしい。
 …ということを今知ってもな。
 でも早く見に行ったことがいいのは確か。確か。

 ついでに生協で買い逃した本と
 ウッドタイプリップとチークとティーツリーのエッセンシャルオイルと
 収斂化粧水と無水エタノールとクリアファイルとミネラルウォーターと
 製菓用チョコレートと生クリームと買ってきたい。…やっぱ溜めすぎ。


 

弥生十四日 金曜日 −−

 抹茶シフォンケーキ作ってたら、父親が大量にケーキを買ってきた。
 タイミングがいいのか悪いのか分からない。

 んで、2.5個それを摂取。

 まあ、シフォンの方は「どうせ失敗するでしょう、にょほほほー」とか思っていたので
 結構出来上がりが良かったのでびっくりです。
 今まで作ったヘタレお菓子の中では一番かもしれません。
 ちゃんとフワフワしているし。味もしっかりしているし。

 レモン果汁、まだ虎の子が一本あるやと思ってたら、もう飲みきってた。
 あああ、割れなかったら切らすこともなかったのに。


弥生十九日 水曜日 −確定−

 学校。最後。
 追試とか補講とか、当然もう期限ブッちぎっているので
 もしヤバかったら、ヤバかったのでどうなることかと
 全然心配しないで行ったら、ちゃんと卒業していた。(なんつー文だ。)
 ああ、良かった。
 もう一年いても、これはこれで良かったのかもと思うタチだが
 とりあえず卒業できるのは良かった。

 進路決まってないけどね。
 しかし、同時期に入学した、別学科の同じ高校の子が卒業認定者の中に
 入っていなかったので、ちょっと首をひねる。
 留学か転入か何か、したのかな?
 うーん。結構高校時代は仲が良かったつもりだが、横浜で一人暮らし始めたから
 他の友人も「疎遠になった」と言っていた記憶がある。
 歳取ると、強固な絆でもない限り、少しづつ縁が薄くなっていく。

 その後生協に寄って、買い残した本を丸ごと買う。
 雑多なアルファベット、その他、エドワード・ゴーリーの絵本が書棚に全揃いしていた。
 これは…私のせいか?彼の本を注文するなどして、全部ここで買ったので、
 売れ筋になってしまったのであろうか。他の人も注目してるのかな。
 だけど、色々本を積み重ねて色々立ち読み、観察していたら、
 ブギーポップの新刊をどっかに置いたままにして、買わずに済ましてしまった模様。
 …マヌケめ。

 チョコレートとクリアファイルとミネラルウォーターと、チークと、レモン果汁は買った。
 リップとエッセンシャルオイルと、収斂化粧水は買えなかった。体力の限界。
 半分か。やりたいことの半分程度にしか到達できないのが、私の実力か。
 こういう場合は、やりたいことをあらかじめ高く設定するか、
 あえて低くして満足感を得ようとするか(この場合、低くしたにも達成できない可能性大)
 私はどっち向きであるのだろうか。


弥生二十三日 日曜日 −−

 家族でお買い物。昼食を蕎麦屋で取る。
 山菜蕎麦を頼んで、正解。
 うまい具合にジャンプが置いてあったのを発見したので、
 ここ最近不真面目に読んでいたのを大急ぎで確認。
 コミックスもあることだし、ワンピースや遊戯王を逐一確認しなくなったため
 なんか情熱不足で、毎週月曜日を流していた。
 アイシールド〜はちゃんと毎週見たいんだけど、時間がなくて
 ヒカルの碁をざっと読んで終わり。
 母親が覗き込んで「あ、ヒカルがスーツ着てる」とか言われた。
 あと「これ誰」と大阪棋院の人を指した。
 他にも色々言うことがあるだろうに、最近脳が弱ってきている私は
 ただ単に『大阪棋院の人』としか出てこなくて参った。
 アニメ終わっちゃった後、どうやってフォローしたもんかね。
 結構ママンはヒカ碁が好きなのだ。


弥生二十五日 火曜日 −雨の中−

 卒業式でした。
 クリームに柄の入った着物と紺の袴で出撃。
 何故か気に入りのマスカラが無くって、
 パンダ目になると大評判の優しいラヴェーラのマスカラをつけるはめに。
 (しっかりした仕上がりになるマスカラは、何故かリップグロス入れに隠れていた…)

 母親が着付けたので、行く先々で親切なおばちゃんに着方を直される。
 会場近くのトイレで待っている間、「美容師なの」というおばちゃんが襟を正してくれた。一回目。

 卒業式会場前で、ざぶざぶ振る雨中、應援部の人達が傘も差さずエールを。
 女子なんかチアだから、ノースリーブで元気に。…僕は確かに光を見たよ。

 不良学生なので、式の間だいたいこないだ買ったばかりの
 ジュンパ・ラヒリの「停電の夜に」を読んでいた。インド系アメリカ人の方の本です。
 式自体は予想通り退屈でしたが、大学院の卒業生に中国系の方がいて、
 その方が黒地に赤花模様の、スゲぇドレッシーなチャイナドレスで登場されたので、
 その時だけ皆大フィーバー。あとはつつがなく。

 謝恩会もめんどいので出ずに(このへんが偏狭なのだな…でももう疲労困憊で)
 帰りの切符を買っていたら、後ろに並んでいたおばちゃんが袴を上げてくれた。二回目。
 んで、帰りのバス停で待ってたら、これまた後ろに並んでいたおばちゃんが
 また袴を上げてくれた。三回目。

 どうやらありえない角度まで、袴が急落していたらしい。…ふっ、そんなもんよ。
 ありとあらゆるものを着崩れさせる女。


弥生二十七日 木曜日 −−

 永遠の春休み(ウソ。頼むから将来を模索して下さい。)なのでビデオ鑑賞。
 Vガンダム、終盤戦。
 ピピニーデン、あんな死に方するのか…。
 このアニメはそんじょそこらのものとは違い、
 敵キャラの死に方、生き方がいやにエキセントリックで印象に残ってしまうのです。

 よい子のための検索サイト「キッズgoo」。
 風紀紊乱なサイトにフィルターをかけて、見せてくれない。
 …この日記は読ませてもらえなかった。ハハ。
 あとはだいたい大丈夫だったけど、百の質問だけアウト。
 言葉が多いと変なところで禁止用語ひっかかってしまって駄目らしい。

 イヤ、待てよ。百質には、確実に思い当たる単語が…。
 …基本的には無害なサイトを目指しているつもり…です。


弥生三十一日 月曜日 −選択の自由−

 お買い物ついでに、当面の職を探そうと母親と街へ繰り出す。
 そしたら、最初の店で友人Kさんに再来。正月以来。

 ぼーっと服を見ながら会話。
 K「私がセブンイレブン行った話したっけ?」
 私「しらん。」
 K「こないだ、行ってな、一日で帰ってきた。」
 私「…一日で帰ってきた?」
 K「うん。」
 私「…それって、ナニ?客として行ったんじゃなく?」
 K「バイトに行って、一日で辞めてきた。」
 私「マジデ!スゲー!」

 …無職五年目に突入のK。多分、これ初バイトなはず。
 一日目終了時に、店長にどうだったと聞かれ、ギブ宣言をその場でしたそうな。
 その日の時給も貰わずに。 
 「挨拶をもっと明るく!腹から!」とか言われて困ったらしい。弁当下ろしもしんどかったと。
 (いやあ、Kはお嬢だ。いいなぁ。彼女の家ではそれで生きていけるので問題ナッシング。)
 そうやって一日で辞められる方が根性座ってると思うので、
 とりあえず誉めておいた。レジェンドだよと言って。

 そのまま母はほっといて、二人で近くのショッピングモールでバイトの掲示板を見たり。
 パソコンできる方、という大変抽象的かつ汎用的な文を見るにつけ、
 真面目にMOUS検定とか取っておけば、とりあえずのアピールになったかなぁと後悔。
 結局ブラブラ本屋行って、私は続々刊行中の松本清張短編集の続きと
 CD屋でWOLF'S RAINとキングゲイナーの二枚目サントラを買う。
 お金足りなくなった…。

 Kの破壊力のある話のせいで、自分の方が意外とままならなくなったわ。
 結局掲示板の応募要綱、電話番号も全然メモしてこなかったし。

 とりあえず、WOLF'S RAINだけ拝聴。
 いつものことながら、いい。
 目当てのSTRAYも勿論、トラック14のフランス語の歌がいい。月に踊る。
 菅野よう子フランス語歌に弱いのかもしれない。
 いやー、フランス語やるか。(言うだけだよ、まったくまた。)