木瓜の箱庭   日記目録

日々徒然


卯月二日 金曜日 −−

 とりあえず映画を見まくってHDDを空けないといけない。

 「パルムの樹」人形のパルムが人間になりたいアニメ。暗い。そして深い。
 新居昭乃さんがテーマ曲を歌っている。怖くなるほど寂しく美しい声。
 物語の途中からパルムが狂気じみてくるという予備知識あり。どきどき。半分消化。

 「ニューヨークの恋人」ヘッドフォンで見ていたら、横にいた母親が
 これタイムスリップした人の話でしょう、と映像だけで指摘した。
 まあ…あの衣装で馬乗って、古式ゆかしい口上を字幕で見れば分かるか。
 EDはとてもとてもhave a happy ending。
 だけど、この二人経済力とか……ゲフンゲフン…
 現実的にこの時代で、これからどうやって収入…ゲフン。

 「チョコレート」私生活ではビリー・ボブ・ソーントンが
 エロ爺に近い(むしろそれ以上)なんて嘘のようだ。

 「ガンダムW」どっちの特佐に付いていけばいいのですか!!
 …不覚にも笑った。これがレディ様の本分なのですね。

 ひっさしぶりにGBAのヒカ碁をやった。
 加賀さんにアゲハマ22ぐらい取られた。←落ち込むより、むしろ笑っちゃうぜ。
 三谷君のお姉さんが出してくる詰碁は、もう歯が立たないし。ヘヘヘ。困ったな。
 二眼、とかもう意味が分からない。…駄目じゃん。(あ、駄目って囲碁用語が由来のはずだ)


卯月三日 土曜日 −懊悩の日々−

 四日ぶりに出勤。
 休みの間じゅう気に病んで、くよくよ悩んでいたことが
 全然心配なかったことが判明。最近こんなの多すぎ。

 今日はまた新人指導していた。
 しかしこないだの人が超優秀だったせいか、今日の男子は実に貧しい感じで疲れた。
 仕事の記録とかも全然自分で考えないで、指示待ち君。
 うーん。

 帰りに行きつけのスーパー寄ったら、あっさり有機で天然水な豆乳をめっけた。
 いそいそと購入。


卯月四日 日曜日 −−

 今日の新人さんもなんか微妙なおぢさんであった。疲。

 昼休み、本屋で豆乳ローションの本を立ち読む。
 なんかすごいいいことばっかり書いてあるよ。豆乳、無敵?
 ホ、ホントデスカー。…騙されてみたいと思いますよ。

 家に帰ったら父親が欲しがってたU-CANの習字講座が届いていた。
 ガビーン。本当に買いやがりましたよ。
 付録の草書体辞典が立派です。(これが目当て説。)


卯月五日 月曜日 −春は色々なことを始めて挫折する季節です−

 今日も今日とて新人指導。つーか、新人多過ぎ。
 新人にも超新人が付いている状態。やっぱりここの職場ヤバいのよ
 四月まで残れって要請されたのが分かったような気がした。

 家に帰ったら父親が欲しがっていたディアゴスティーニの「水彩で描く」が二冊も。
 ガビーン。絵の具と筆とパレットつきですよ。
 どっちかっていうと私は油絵に興味があるなぁ。と横目で見つつ。

 さー、今日は中国語講座とフランス語講座とイタリア語講座の放映日。
 …ロシア語は捨てました。ええ。玉緒のせいですとも。
 眠いので中国語講座だけ見て、あとはビデオに録った。
 基本的に中国語は一通り習ったので、雰囲気だけ確かめようとしたら
 去年とはうってかわって、かなり堅実で中級者にも実践で取り組めるいい雰囲気。
 やっぱゴガクケイとかちゃらちゃらしていた反動でしょうか。
 司会のお姉さんも正直去年みたいな綺麗どころではないけれど、
 もう既に勉強しておりかなりデキる人とみた。
 言葉のバンクという、語彙のコーナーもいいし、
 なんつったって不良パンダ・胖胖(パンパン・日本語に直すとデブデブ?)がたまらん。
 可愛いー、憎たらしいー。どうしよー。
 予想外だ、あんなきぐるみ(けっこう精巧)黒白熊に心奪われるなんて。


卯月九日 金曜日 −テケトー−

 テケトーに作り方を調べて豆乳ローションを作ってみた。
 布とキッチペーパーで濾せというが、そうしたらただのアルコールレモン汁かと思ったので
 テケトーにおから状のところも混ぜたら実に粉々の液体に。
 …テケトーにも程があるかと思った。

 「パルムの樹」を最後まで見終わった。
 なんか人によってはかなり拒絶されそーで、意味よく分からんけど、
 結構こういう痛々しい話が好きだよー。
 新居昭乃のエンディング曲はアルバムに入っているので先にCDで聴いたことがあるけど
 シアンの歌という挿入歌は、たぶんパルムソングスというマキシにしか入ってないかも。
 どうしよう、買ってもいいかもしらん。
 ちょっと気に入った地底人の男の子の声を阪口大介があてていた。
 …あー。そう言われりゃそうだと分かるけど、どうも「あたしンち」のユズヒコみたいな
 分かりやすい声を出してもらわないと、劇中では気付かないかも。
 いつまでも少年らしい声を出す人。好きな声優さんかなぁ。…ウッソだし。


卯月十日 土曜日 −−

 今日も新人指導。…楽ですので続けさせてください。
 でも今日の男の人もなんか微妙だった。
 しかし新人多すぎるから、私達の時に比べてかなり大雑把に
 研修時間少なめにして育てている予感大。
 だから新人さん、皆微妙な感じに仕上がってるのだ。
 そこはかとない悪寒でいっぱいだが、
 嗚呼四月で辞めるのだから何も言うまい。(でもあと半月見逃せない…)

 目がものすごい充血しているらしい。自分では気付かない。
 眼科に行って目薬さしてもいい加減毎日目の奥が痛い。
 改善されないなー。どうしてだろー。
 スキンケアの時に化粧水とかが目に入って痛いのでは、
 とかしょぼいことすら考えるようになった。


卯月十一日 日曜日 −−

 今日の新人女性はとても好感のもてる人だった。
 途中で研修テストを受けるというので、少し自分で仕事したら
 自分では仕事したくない病にかかっていることに気が付いた。
 …あともう少しの間、人に教えるだけの役割をこなしたいなぁ。
 すぐにテストが終わったので、また指導にあたれてよかった。
 採点終わったテスト見たら、えらい嫌なテストだった。
 三ヶ月くらい運営側で仕事して、やっと申し込み契約状態について覚えられるのに
 本当手続きや決まりごとが複雑すぎて、ユーザーは死ぬ思いに違いない。

 ついでに、あとここ一週間ばかり悩んでいた
 クレーム気味案件を戦々恐々で処理したら、すごい聞き分けのいい人に戻っており
 全然心配することもなかったのであった。
 いつもだいたいうまく収まる(違う時もあるけれど)のに
 何故私は最低の状態を想定して、深く深く煩悶したりするのだろう。
 無駄なのに。
 実際にトラブル処理している時は全然何も感じないのに。
 むしろそうなりゃ堂々と構えられるよなぁ…。
 不安に怯えたり、無理やり憂鬱になっているみたいで嫌だ。
 でも気に病んでしまって困る。職場のことをうちではなにより忘れたいのに
 父親に「ディープ・サイ(deep sigh=深いため息)!」とか指摘される。
 休みのとか特に考えてしまって益々気鬱に。あと少しあと少し。

 どうもこうも使いにくいし、どうやら煮ている間に豆乳の有効成分は出ているようなので
 豆乳ローションをやっぱり綺麗に絞り濾す。
 でも本当にこれは冷蔵庫保存でも、一週間ぐらいしかもたない予感。
 顔にも身体にもたくさんつけて、早く使い切ろう、っと。


卯月十四日 水曜日 −−

 新人が切れた。(なんつーいい方)
 久しぶりに一日自分で仕事したら、また頭痛の種を抱えてしまってもうイヤン。

 キッズで再放送しているエヴァの二十四話だけ見た。
 DVDとかだとおまけで追加映像があるみたいだけれど
 ふつーの二十四話だった。
 十代の頃あきれる程見たので、台詞や映像が今も脳にしっかり残ってる。
 カヲル君の妖精っぷり再確認。賞味26分くらいの存在なのに恐ろしい子。


 

卯月十六日 金曜日 −−

 レンジの横の壁をごしごしこすったら、ブラシ一本油汚れで駄目になった。
 きったな…。我が家は汚いなぁ。

 なんで映画コナンを普通の7時からスペシャルではなく、9時からやるのだろうか。
 7時では放送できない、なにがしかの規制にひっかかったのかなぁなどと
 邪推しながら、時間帯合わねーよと不満いだききつつ視聴。
 多分映画の宣伝でしょうけど。