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スイッチ
名倉絅は「大人」が小さい頃から苦手。 「大人」の代表である「先生」は絅の一番苦手な人々であった。 だから、友達の梢が担任の広田に熱を上げているのを どちらかといえば、冷めた目で見ていた。 「先生に自分は好かれない」 そんな気持ちを抱えていた絅だが 今まで出会った「先生」とは違う 広田の振る舞いに少しずつ触れる度、 自分の心が変わっていく事に気づき始める。