トップページへ戻る   戻る

人物総覧:ま行



麻衣
まい 夜 夜中
女子。亜子の母親。 だが十七歳の時に出産したらしいので、まだ余裕で二十代。
彼女を自分の父母に預けたまま、何処かで暮しているようである。
何かの事情があったのか、ただフラフラしているタイプなのか分からないが、
実家に置いていった娘に対する愛着はあるようである。



まこと サクラチル
男子。高校二年生、陸上部に所属している。
綺麗で憧れていた花森さんと、同じクラスで隣の席になったことを喜んでいたが
その後彼女のために車に轢かれ足を怪我したりするなど、さんざんな目にあったりする。
それでも一貫して彼女に対して好意をもち続けていられる人。



まつ 犬と夏服
男子。の友人。松と呼ばれているが、これも韮と同じで苗字の短縮だろう。
一緒に着替えた韮のシャツがなくなったことを不審がる。
開けっぴろげな性格のようで、少しお調子者の匂いがする。


松島
まつしま 笑えない理由
男子。テニス部で、三年時の 麗子 あや子とは同じクラス。
愛想がいいし、しっかりしているように見えるので後輩などからの人気が高い。
自分の部活顧問である先生が好き……なよう。
恋愛は気が済むまで悪あがきするタイプ、と自分で言っていることから
この恋愛については結構辛い思いを隠しているのではないだろうか…。


真巳子
まみこ 欲望バス−地下鉄道
女子。中学三年か高校三年。去年同じクラスだった水置成行(↓)に告白したが、
ふられてしまった過去を持つ。死にたがる彼や妊娠している姉の存在などから
地下鉄が母親の体内に似ているとふっと気づく。


三浦佑樹
みうらゆうき とげ
病院の息子であったため、と幼い頃からの友達。
実家を継ぐためか、のちには医大生になる。
はちすに協力し、自分の名前を貸した。
同じような立場だからこそ、鷲見苑子と気があったのだろう。


水置成行
みずおきなりゆき 欲望バス−地下鉄道
男子。成行きで生まれたから成行、という名付けられ方からも分かるように、
幸せな家庭で育ったのではないらしい。
そのうえ体が本当に弱く、あと一年もつかもたないかと言われているようだ。
千手駅から日野駅まで地下鉄に乗り、そこから97号系統のバスで通学している。


水越蓮
みずこしはちす とげ
男子。高校一年生。鷲見苑子とは中学も一緒。
目が見えない妹の譲(↓)をとても気にかけていた。
ただその割には元々鈍いようで、譲の気持ちにも、苑子や友達の三浦の気持ちにも
すごく鈍感な所がある。文化祭の火事で、譲を助け出したために死亡。


水越譲
みずこしゆずり とげ
女子。両親が別居したため兄の蓮(↑)とは途中から別れて育てられた。
長い髪が綺麗な可愛い少女。生まれた時から目は見えなかったようだ。
蓮が兄でない振りをしていたのを知っていたが、あえてそれを最後まで口には出さなかった。


緑子
みどりこ コナコナチョウチョウ
女子。中学一年七組、出席番号22番。
チロが12番だから男女混合名簿ではないようなので、出てこない苗字はきっとあ行。(推測)
人間嫌いで、公然と自分たちに嫌悪の表情を向けることなどから
同じクラスの女子の反感をかっている。(美人さんっていうのも理由の一つだろうが)
転校することになって、やっとチロを大事に思っていることにに気づく。


満島葵
みつしまあおい シャボン
女子。大学生で新幹線で三時間かかる地元から、東京の大学へ進学した。
一人で行きていく、というのが信条だったみたいだが
恋人だった康明によってその考えが少し変わったようだ。
おとなしそうに見えて、意外と行動派。


満島明那
みつしまあきな シャボン
女子。小学生。昔少し太っていたせいで、マンモスというあだ名がついている。
今も口うるさいクラスメイトの男子にはそう呼ばれている。
自立していたように見えたお姉さん(↑)が大好きで、彼女から貰った
シャボン液の入った綺麗な容器を大事にしている。
お洋服など可愛く、おしゃれさん。携帯持ち。
というか、このお嬢さん、部屋にテレビもあるぞ!


三橋
みはし 犬と夏服
女子。クールで自分の感情をあまり外に出さない。
賢いらしいし、つい意地悪してしまう 以外には優しいようなので、人受けもいいらしい。
好きな人のものをつい隠し、困らせる衝動があるようで、まったくのひねくれ者だと自覚している。


宮本秋生
みやもとあきお 泥沼ノ子供タチ
男子。両親の別居のため、双子の妹である春生(↓)と二人だけで暮らしている。
やりたい放題過ごしているため、隣に住んでいる閉じた姉弟を暇つぶしの対象にする。
春生から「秋生くん」と君づけで呼ばれている所だけが兄っぽい。


宮本春生
みやもとはるき 泥沼ノ子供タチ
女子。十一歳時は、まだ兄と一緒にお風呂に入っていたらしい。
いつも二人でいたため、常に閉鎖的な空間の中で成長してしまった。
が川に飛び込んだ理由を聞かれた時は、嘘泣きをしている振りをしていたが、
本当に泣きたかったようにも見える。


村上奈緒美
むらかみなおみ 人形
女子。なのかな。人形に入った魂。
原まなみでいう所の「新入り二号ちゃん」。
水子だった1号くんと比べ、 彼女は生きていた17歳の少女だったため、名前がある。


百瀬朔
ももせさく ピュアホワイト
男子。小学校六年生。同じ学校の平良坂祥史とは
三年前の彼のスペイン人である祖母の葬式からの友達。
彼のひねくれた言動に、素直だから傷つきやすい。
学園という表記をしているし、通っている学校は私立かな。半ズボン制服を着用しているし。
寿命を延ばすという満ち引きの真珠を取るために、大潮の海へ一人で出かけて遭難する。


森美並
もりみなみ 金魚午睡
キヨが閉じ込められたトンネルの中に先にいた少年。
万引きで両親の気をひこうとしていた彼女に対して、彼は放火をよくするらしい。
キヨと同じ中学に入学、彼女を覚えているみたいな笑い方をした。
岐阜県の地名からの命名。



あ行  か行   さ行  た行   な行・は行  や行・ら行・わ行   木瓜の箱庭